*この文章は2009年にcircle.msの日記に書いたものを編集・転載しています。

オリジナル小説の『アゴニア―トロイダロスの冒険―』の続編にあたるPCゲームを制作しています。

もともと『アゴニア』はドコモ用の携帯ゲームで、『前編』『後編』『完結編』、『番外編』と順に作りました。

そして小説で番外編に登場するキャラ『トロイダロス』について書き、この『アゴニア』という世界は終わらすつもりでした。

しかし今、小説の続編的なお話をツクールで制作しています。

なぜだろう? の答えを導くために『アゴニア』を制作していた当時を思い出していこうと思います。

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まず『アゴニア』を制作したのは2005年。

当時、私は会社を辞めて時間がありふれていた時期でした。

見たかった映画・TVドラマ・漫画・小説などで刺激を受けているうちに自分でも「何かストーリーを作りたい!」と思うようになったのです。

そんな私の前に現れたのがRPGツクール2003です。

パソコンで簡単(?)にRPGが作れるツール。

しかもこのソフトの初回版には携帯RPGが作れるツクールαが同梱されている!

私は「携帯のゲームなら規模も小さくてOKだよな」と考え、発売から時間が経っていたのですが、運よく購入できました(実は使っていない知人から購入)。

ツールの使い方をある程度覚え携帯RPG『アゴニア 前編』の制作に取り掛かりました。

・魔物ハンターの夫婦に子供ができるのだが、呪いにより魔物の姿をして産まれてしまう。

・願いを叶えてくれるという精霊樹(アゴニア)のもとを訪れるが、それぞれに「お前以外の2人を殺せば願いを叶えてやる」と言われて驚愕。『後編』へ続く。

上記のストーリーで作り、『アプリゲット』という携帯ゲームの総合サイトに登録しました。

当初、前編・後編で終わらせる予定でした。

ところが、アプリゲットに登録された途端にものすごいアクセスとダウンロードがあり、励ましのお言葉などいただくようになるとスケベ心が生まれ、後編で終わらせるのはもったいなくなって、なんだかんだで『完結編』まで作ってしまいました。

そしてモチベーションを上げたもう一つに、そのころは携帯コンテンツを扱った雑誌がたくさんありまして、アゴニアも多くの雑誌に掲載してもらえたからです。

今から考えると『記念に雑誌買うよね?』みたいなことだったと思いますが。

その術中に私はどストライクでしたね(同じ雑誌を数冊買ったことも)。

『アゴニア』が終わり自分の創作熱は冷めるかと思いましたが、どうやらお話を作ることは非常に苦しいけどすごく楽しいということが分かり、その後もちょこちょこ作りました。

そしてある程度作り終えてから、ふとアゴニアそのもののお話を作りたくなったのです。

「なぜ高級精霊のアゴニアは試練といって人間をたぶらかすのか?」

(たぶらかすというのは語弊があるのですが)それはなぜ?

……で、『アゴニア 番外編』を作りサイトにアップしました。

評価はよくなかったですね。ハハハ……。
ネガティブ過ぎたのかなぁ。

ところでこのアゴニアの世界には人間界の他に『魔界』が存在します。

その魔界には魔王がいて、名前は『トロ(イダロス)』。
人間ですが神の子です。

そんな現人神的な彼が魔王になってしまった経緯を『アゴニア 番外編』で表現したのですが、どうも中途半端になってしまいました。

そこで今度は『小説』というかたちでトロイダロスのお話を作りました。

やっと思い出しました。というか考えがまとまった(?)。

なぜ小説の続編的なRPGを作る気になったかを。

アゴニアの前編から完結編までに『アレス』と『レダ』という魔物ハンター夫婦が登場するのですが、彼らが知り合い結婚するきっかけとなる出来事を描きたくなったのです。

そのきっかけとなるお話しに、小説に出てくる天使がうまい具合に使えると考えたからでした。

これでアゴニア番外編(小説含む)と本編がつながり、やり残したことはなくなります。

ふぅ~。答えを導けました。


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