ネットワークスペシャリストという資格はネットワークに関する知識を活用レベルで使いこなすことを証明するものです。

適したネットワークのシステムを企画したり、開発や運用、保守などを行っていきます。
ネットワークという固有技術のスペシャリストとして、ネットワークの資源を管理したり技術を支援したりしていくのです。

ネットワークは情報システムの基本的な役割を果たしており、その重要性は今後ますます増していく傾向にあります。

ネットワークスペシャリストとしての業務を滞りなく遂行するためには、実践能力はもちろんのこと、幅広い知識や経験が要求されるでしょう。

この資格を持っていると情報システム系やネットワーク関連の企業に就職するのに有利になるはずです。
さらに実務経験があれば、すぐにでも採用される資格といっても過言ではありません。

ただし、この資格を取得するのは大変難しい、とても難易度の高い資格なのです。

ネットワークに関する情報処理試験の中では最難関の資格の1つと言われています。

独学での合格は至難の業かと思いますので、通信講座を受けるとか、情報処理関連のスクールなどで効率よく勉強することが合格の近道だと思われます。

試験について

ネットワークスペシャリストの試験は受験に資格制限等はなく、毎年10月の第三日曜日に行われています。

試験は午前と午後に分かれており、午前1は、テクノロジー系、マネジメント系、ストラテジ系の問題が30問出題されます。
試験時間は50分で、選択式の回答になります。
午前2は、テクノロジー系の問題ですが、コンピュータシステムや技術要素、開発技術などの問題が25問出題されます。
試験時間は40分で、選択式の回答です。

午後の試験は、ネットワークシステムの企画や要件定義・開発関連、運用・保守関連、技術・関連法規・標準に関する事、ネットワークサービス活用に関する事などの設問があり、記述式で回答します。

午後1は、3問中2問を選択して回答し、試験時間は90分です。
午後2は、2問中1問の回答になり、120分の試験時間となっています。

合格基準は午前1・2、午後1に関しては、満点の60%以上。
ただし、午前1の点数が60%に満たない場合は午前2の採点はせずに不合格になります。
同様に、午前1は合格基準点に達していても、午前2において未達の場合は、午後1の採点は行いません。

このように、全部の合計点で合否を決めるのではなく、個々の試験での点数によって、合否が決まるのです。
ですから、どれか1つだけが出来ていても合格できませんので包括的な勉強が必要となります。